熊本地震で被害に遭われた方々に、心よりお見舞い申し上げます。
一日も早い復旧・復興を願うばかりです。
今回の地震以降、災害時に何を持っていれば
便利かを調べていたのですが、
災害時に重宝するものの1つに
意外にも『サランラップ』がありました。
使い道はいろいろあって
・食器を包めば、食器を洗う水の節約ができ、
ゴミも少なくて済む。お箸などにも応用可能。
・食料を衛星的に包むことができる。
食料を人にあげるときも便利。
・食べた後等に出たゴミを包んで簡単に捨てられる。
・風を通さないので体に巻いて防寒対策ができる。
・怪我をした時に傷口の止血や
腕を骨折したときに腕を固定する三角巾として使える。
・雨よけや傘のようなものを作れば雨がしのげる。
・雨にぬれると困るもの(電化製品、貴重品等)をサランラップで包んで防水できる。
・サランラップをグルグルに巻けば
ひもとして使用することができる。
・油性マジックで伝言が書ける。
・排泄物をサランラップで包んで黒いゴミ袋に入れれば
においを気にせず簡単に捨てられる。
等、なるほどと思いました。
そしていろいろなサランラップで
食器を包んで試してみましたが
幅22cmだと少し小さくて食器が包めなかったり
耐熱温度が100℃以上の商品でもメーカーによって
お湯を注ぐと小さな穴が開いてしまうものがあったので
幅30cm×50m(メーカー:旭化成)のサランラップ
を1個だけ非常用のリュックに入れておくことにしました。
今回は簡単に足りない電池を補う裏技を紹介します。
なににでも使えるわけでもないし
使う場合は自己責任になりますが
いざというときに役立つかもしれません。
100円ショップのあれを使います。
100円ショップの電池アダプター(単4→単3変換)とアルミホイルです。


手順は以下になります。
1.アルミホイルを13cmX10cmに切ります。
(ものさしを使うと簡単にきれいに切れます。)

2.辺の長い方を半分(上の青線)に折ります。
(表裏はどちらでも関係なしです。)

3.くしゃくしゃにして元に戻します。←
重要ポイント
4.端からくるくる巻いていきます。

5.電池アダプター(単4→単3変換)に
ゆっくりねじるようにして入れていきます。

6.入りきらなかった部分(2cm位)を90度折り、
電池アダプターから取り外します。

7.取り外したアルミホイルをさらに90度折ります。

8.もう一度、電池アダプターにゆっくりねじるようにして
入れていけば、完成です。
これを単3電池と入れ替えて使います。

ためしに単3電池が4本必要なセンサーライトの電池を1本だけ
上で作ったダミー電池に変えてみます。
(電池が1本余ることになります。)

少し明るさは落ちますが実用の範囲内の明るさがあります。

次はセンサーライトで余った単3電池1本を使って
単1電池が2本必要な懐中電灯を光らせてみます。

100円ショップの電池変換アダプター(単3→単1電池)を
用意します。

それに上で作ったダミー電池を入れます。

余った電池変換アダプター(単3→単1電池)に単3電池を入れて
ダミー電池といっしょに懐中電灯にセットします。

少し明るさは落ちますが実用の範囲内の明るさがあります。

これで本来電池が4本だと
センサーライトしか使えないのが
懐中電灯も使えるようになりました。
単4電池の代わりとして使う場合は
サランラップを15(30cmの半分)~22cm×4cmにカットして
手順7のアルミホイルに巻いていけば
単4電池のダミー電池になります。
いろいろな電化製品を試してみたのですが、
何にでも使えるというわけではなく
どちらかというと使える電化製品が限られるようで、
ライト系が1番相性がよいようでした。
[試したもの]
時計→自宅の時計はすべて電池1本で動くものだったので、試せず。
電池式のUSB充電器→スマホの充電ランプはついたけど、充電できず。
テレビとエアコンのリモコン→使えず。
パソコンのマウス→使えず。
体組成計→使えず。
毛玉取り器→少し弱くなるが使える。
自分は機械が壊れるようなことは
今までありませんが、
電化製品は精密機械で
メーカーが推奨する方法ではないので
試す場合は自己責任になります。
サランラップ以外にアルミホイルと電池アダプターを
非常用のバッグに入れておくと
いざという時に役立つかもしれません。
・サランラップ 30cm×50m
・サランラップ 業務用 45cm×50m
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